2010-10-14

NATIVE INSTRUMENTS TORAKTOR KONTROL S4 レポート















体験しました。


NATIVE INSTRUMENTS TORAKTOR KONTROL S4

まず、率直な感想は。「NATIVE INSTRUMENTS マジだな。」といった感じです。
このクオリティは今までのコントローラーには無かった気がします。
デザインやライトが鮮やか。

やはり、ソフトと同時に開発がされているのでインターフェイスデザインはすばらしいです。
曲を選ぶとき意外は、コンピュータのモニターを見る必要が無く作りはものすごくデジタルですが操作性は以外にアナログ感もあって好感触。

下記に、体験しわかる範囲でのレポートを。


4CH+4×2CH!? SAMPLE DECK







A/B/C/Dと4つのチャンネルを持つS4ですが、C/Dチャンネルでは独立した4つのトラックを操作することが可能。
たとえば、8小節のドラム・ベース・シンセ・SEなどなどを振り分けることができ、












SAMPLESの黄色の枠の中でミュートのON/OFF機能がついています。
C/Dチャンネルにこの機能が搭載されていますのでまるでライブができるかのようなプレイも可能!!
また、サンプルデッキというだけあってSE/FX系のサウンドを入れておいてポン出し的な使い方も可能!!
更には、モニター上サンプルデッキの再生ボタンの隣にあるのは、ボリュームとフィルター!
「フィルター搭載しております。」
C/Dの各チャンネルに4トラックずつ入れれて、更にはABチャンネルもあるので10のトラックを同時再生も可能に。もはやDJの域を超えています。
勿論、C/Dチャンネルを通常のトラックモードにすることもできます。
ただこの機能使わないともったいないです。


使える!LOOP RECORDER













ループレコーダーっていっても、これは一味違います。
オーバーダビングが可能で、重ねて重ねて、コチラでも曲構成ができちゃいそう。
さらには、UNDO機能もついているので気に入らなかったら戻せばいいだけ。
ループの小節をあらかじめ決めておいて、RECボタンを押すだけ。
更に、ループを組むときに難しかったのがタイミングですが、コチラはスナップ機能もついているので押して次に来るビートのタイミングでRECがスタートしてくれます。
もちろん、ループした音源はそのままファイルとして保存されるので
SAMPLE DECKに当てはめることも可能。リアルタイムの構築DJができます。
早くこの機能を使いこなしているDJを見てみたいもの。











ちなみに、これがループ機能のモニター画面。真ん中の上にあり、数字のところは小節数など。
DRY/WETがボリューム的な感じでマックス(127)にすればループの音だけ流れます。

これって、もうDJミキサー!!??






これが、後ろの入出力部

PCDJコントローラーとしてMIDIは勿論のこと、今回の注目点は二つ。
・電源は外付け!
・PHONOイコライザ搭載!!

まずは、電源についてですがやはりこれだけの機能や音質・仕様環境を考えると
電源はマスト。
USBバスパワーだと、どうしても出力が小さくなってしまうのも考えられる。
ちなみに、VESTAXのVCI-300MK2も同じ理由で電源を採用。※VCI-300MK2はバスパワーも対応。
もちろん、ユニバーサル電源。コネクト部が変換できるのでなくさなければ世界中飛び回れます。

次に、PHONOイコライザ搭載。ってとこ。
これなら、もうDJミキサーです。
C/Dチャンネルには外部入力に対応し下り、マイクやAUX以外にPHONOにも対応。
TRAKTORで使えるエフェクトをレコードに使うことも可能!!
更には、PHONOサウンドも3種類のモジュレーターが搭載されお好みのサウンドを。


これで、価格が10万円を切るんだから(正確には初回は89,800円)、買いだと思います。
初回分には持ち運びに使える専用ケースも付属する模様。
ただ、真剣にDJがしたい人にオススメ。使いこなすのはできるがこのS4はその次を求める人にむいていそう。それぞれのDJが自己流のスタイルを作れるくらい幅の広いコントローラーです。

ただただ、、JOG部はすこし。。
少し思い感じです。スクラッチには向かない模様。でも最初からJOGダイヤルでスクラッチってのも無理があったりするからそこは機にしなくてもいいかも。
ハウステクノなどのミックスなら問題なくCDJのように使えるし。
MIDIマッピング(ライトの設定も必要だから、相当知識がないと難しそう)できる人はライブコントローラーとしてもばっちり使えそう。
誰か早くやらないかな。

とにかく、使いこなしている人が見てみたい。
われこそはって人は教えてください。ここで紹介したいです。

1 件のコメント:

  1. 先ほど VESTAX VCI-300MK2 のレビューにコメントを投稿させていただいたものです。Traktor Kontrol S4 のレビューもアップされているんですね。こちらも大変参考になりました。JOGダイヤルは使いにくそうですが、Phono 入力があるので、SL-1200 を繋げて、こちらでスクラッチという使い方もできそうですね。ということは VCI-300MKⅡ よりこちらが魅力的に思えてきます。正直、いまは TKS4 の魅力の前で冷静な判断ができない状態ですので、良いアドバイスをいただければ幸いです。たびたびすみません。

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